東京から立山黒部アルペンルートへの行き方
立山黒部アルペンルートは、北アルプスを乗り物で横断する山岳観光ルートです。東京から向かう場合、長野県側の入口である扇沢(おぎざわ)を目指すのが基本になります。
扇沢駅の駐車場。長野からのバスはここに着くこの記事では、東京駅から扇沢までのメインルートを、長野駅での乗り換えを含めてステップごとに解説します。「長野駅に着いてから、どちらへ歩けばバスに乗れるのか」まで分かることをゴールにしています。
ルート早わかり
東京駅 →(北陸新幹線 約1時間40分)→ 長野駅 →(アルピコ交通 特急バス 約1時間45分)→ 扇沢
乗り物に乗っている時間の合計は約3時間25分。長野駅での乗り換え時間を加えて、4時間ほどを見込んでおくと安心です。
- 新幹線は「かがやき」または「はくたか」に乗ります。
- 長野駅からのバスは、駅の東口から発車します(新幹線の改札とは反対側の出口です)。
- 扇沢に着けば、そこがアルペンルートの長野県側の入口です。
ステップ1:東京駅から長野駅へ(北陸新幹線)
東京駅から北陸新幹線の「かがやき」または「はくたか」に乗り、長野駅で降ります。所要時間は約1時間40分です。
ホームに停車中の北陸新幹線新幹線のきっぷの買い方(券売機・窓口・ネット予約の使い分け)は、別記事「新幹線きっぷの買い方」で詳しく解説しています。
ステップ2:長野駅でバスに乗り換える
長野駅の乗り換えは、次の順番で進めば迷いません。
長野駅構内の案内看板。「東口」の表示を目印に進む1. 新幹線の改札を出る
長野駅に着いたら、新幹線改札を出ます。
長野駅に掲示されたバスきっぷの買い方案内2. 「東口」方面の案内標識に従って歩く
改札を出たら、頭上の案内標識で「東口」の表示を探し、その方向へ進みます。
バスのきっぷは、バスターミナルの窓口か券売機で当日購入できます(支払いは現金のほか交通系ICにも対応)。紅葉シーズンの週末など混雑期は満席になることがあるので、公式サイトからの事前予約が安心です。
バス乗り場と乗車券売り場を示す案内板3. バスのりば(25番)を見つける
東口に出たら、25番のりばを探します。ここが扇沢方面の特急バスの乗り場です。
4. 乗車券を買う
のりば付近の券売機または窓口で、扇沢までの乗車券を購入します。
5. バスに乗る
乗車券を用意して、扇沢行きの特急バスに乗り込みます。
ステップ3:長野駅から扇沢へ(アルピコ交通 特急バス)
長野駅東口から扇沢までは、アルピコ交通の特急バスで約1時間45分です。
特急バスの荷物室。スーツケースはここへ
アルピコ交通の特急バス車内
長野駅東口25番のりば。扇沢方面はここから- 支払い方法:乗車券は長野駅の券売機・窓口で購入するのが確実です。現金以外(交通系ICカード、オンラインでの事前購入)が使えるかどうかは、乗車前にアルピコ交通の公式サイトで最新情報を確認してください。
- 予約について:紅葉シーズンなどの混雑期は満席になる可能性があります。混雑期に訪れる場合は、事前予約・事前購入ができるか、公式サイトで確認してから向かうことをおすすめします。
扇沢駅に到着。白樺越しに雪の山々が見える代替ルート1:新宿から特急あずさで信濃大町経由
新宿駅から中央本線の特急「あずさ」を利用して、信濃大町駅を経由するルートもあります。信濃大町駅からはバスで扇沢へ向かいます。
あずさは列車によって行き先が異なるため、信濃大町まで直通する列車があるか、途中駅での乗り換えが必要かは事前に確認してください。あずさの乗り方は別記事「特急あずさの乗り方」で解説しています。
代替ルート2:富山側から入る場合
アルペンルートを富山県側から入る場合は、富山駅から富山地方鉄道に乗り、終点の立山駅へ向かいます。立山駅が富山県側の入口です。
北陸新幹線で富山駅まで行けるため、「東京→富山→立山駅」という入り方も可能です。どちら側から入るかは、アルペンルートを通り抜けるか往復するかの計画に合わせて決めてください。
JRパスはどこまで使える?
ここは期待と実際のギャップが生まれやすいポイントなので、先にはっきり書いておきます。
- 北陸新幹線(東京〜長野):ジャパン・レール・パスの対象です。
- 長野駅〜扇沢のアルピコ交通バス:対象外です。 別途バスの乗車券が必要です。
- アルペンルート本体(扇沢から先の乗り物):対象外です。 アルペンルートの通り抜け・往復のきっぷを別に購入します。
つまり、JRパスでカバーできるのは長野駅までです。JRパスの基本は「ジャパン・レール・パスの使い方」を、アルペンルート本体のきっぷは「立山黒部アルペンルートのきっぷ」を参照してください。
冬季は全線運休です
立山黒部アルペンルートは、12月から4月中旬まで全線運休します。この期間は扇沢まで行ってもルートに入れません。訪問は開通期間に合わせて計画してください(正確な開通日・閉鎖日は年によって変わるため、公式発表を確認してください)。