JRの電車が乗り放題になるジャパンレールパス
文・編集:Dynamic Japan Travel 編集チーム—監修:株式会社P-HAM(登録旅行業者・愛知県知事登録旅行業第3-1590号)
目次
「JRパス」として知られるジャパンレールパス(Japan Rail Pass)は、海外からの旅行者にとって黄金の切符です。日本国内を鉄道で移動するなら、購入すべき乗車券には2種類あります。
「ウェルカムSuica」— JR線だけでなく地下鉄や私鉄でも使えるプリペイド式ICカード
「ジャパンレールパス」(JRパス)— JR線が乗り放題になる乗車券
本記事では「JRパス」について解説します。「ウェルカムSuica」については、以下の記事をご覧ください。
「JRパス」について知っておくべきポイントは4つあります。
ポイント「JRパス」を使えば、JR(Japan Railways)の路線が乗り放題になります。「JRパス」は来日前に購入する必要があり、日本国内では入手できません。利用できるのはJR線のみで、地下鉄や私鉄には乗車できません。「JRパス」は新幹線の「のぞみ」号と「みずほ」号には適用されません。これらの新幹線に乗車したい場合は、JRパス保有者向けの特別な乗車券を別途購入する必要があります。
JRパスとは?
JRパスを使えば、JR(Japan Railways)の路線が乗り放題になります。これは単なる乗車券ではなく、JR(Japan Railways)を利用して日本を旅するためのパスポートです。JRパスを一度購入すれば、設定された日数の間、ほぼすべてのJR駅で自由に乗り降りできます。

JRパスの種類
「JRパス」には2種類あります。
全国版JRパス:日本全国のJR線が乗り放題になります。
地域限定JRパス:関西や北海道など特定エリアに限定されたパスです。例えば「北海道レールパス」や「関西エリアパス」があります。
以下は、JRパスの有効期間と料金を示した表です。下記の料金は2025年時点のものです。
種類 | 有効期間 | 大人 | 子供 |
|---|---|---|---|
全国 | 7日間 | ¥50,000 ($350) | ¥25,000 ($490) |
全国 | 14日間 | ¥80,000 ($559) | ¥40,000 ($769) |
全国 | 21日間 | ¥100,000 ($699) | ¥50,000 ($979) |
地方 | 変動あり | 変動あり | 変動あり |
5歳以下のお子様は無料でご利用いただけますが、座席の割り当てはありません。保護者の膝の上に抱いてご乗車ください。
詳細については、公式サイトをご確認ください。
地方JRパス
日本各地にはさまざまな地方JRパスが用意されており、その種類は非常に豊富です。特定のエリアに滞在する場合は地方JRパスがおすすめですが、日本各地を周遊する予定の方や行き先がまだ決まっていない方には、全国JRパスをおすすめします。
JR北海道の地方パス
JR東日本の地方パス
JR東日本パス(東北エリア)
対象エリア:東京から青森、秋田、山形、新潟、佐久平まで
JR東日本パス(長野・新潟エリア)
対象エリア:東京から長野・新潟エリアまで
JR西日本の地方パス
JR西日本 全エリアパス(JR-West All Area Pass)
利用可能エリア:JR西日本全エリア
関西エリアパス(Kansai Area Pass)
利用可能エリア:姫路、神戸、和歌山、大阪、奈良、京都エリア
関西広域エリアパス(Kansai Wide Area Pass)
利用可能エリア:岡山、鳥取、神戸、和歌山、大阪、奈良、京都エリア
関西+広島エリアパス(Kansai-Hiroshima Area Pass)
利用可能エリア:広島、岡山、鳥取、神戸、和歌山、大阪、奈良、京都エリア
関西+北陸エリアパス(Kansai-Hokuriku Area Pass)
利用可能エリア:岡山、鳥取、神戸、和歌山、大阪、奈良、京都、福井、金沢、富山エリア
北陸エリアパス(Hokuriku Area Pass)
利用可能エリア:福井、金沢、富山エリア
山陽・山陰エリアパス(Sanyo-San'in Area Pass)
利用可能エリア:博多、新山口、広島、松江、岡山、鳥取、神戸、和歌山、大阪、奈良、京都エリア
JR四国 地域限定パス
オール四国レールパス
利用可能エリア:四国全域(香川県、愛媛県、徳島県、高知県)+小豆島のフェリー・バス
香川ミニレール&フェリーパス
利用可能エリア:香川県+小豆島のフェリー・バス
JR九州 地域限定パス
JR九州レールパス(全九州)
利用可能エリア:九州全域
JR九州レールパス(北部九州)
利用可能エリア:北部九州(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県エリア)
JR九州レールパス(南部九州)
利用可能エリア:南部九州(熊本県、鹿児島県、宮崎県エリア)
JRパスは必要?
東京でお寿司のランチを楽しんだ後、新幹線で京都へ向かう——そんな旅も、JRパスがあればとてもリーズナブルに実現できます。私のイギリス人の友人は21日間有効の全国版JRパスを購入し、東京から広島へ行き、2日後には東京に戻り、その翌日には長崎へ向かいました。
JRパスは、費用を気にせず日本全国を旅できる、旅行者にとってまさに黄金のチケットです。
JRパスの購入方法
JRパスは、オンラインサイトや旅行代理店を通じて日本国外で購入する必要があります。日本に到着したら、JRの駅で引換券を「JRパス」に交換するのを忘れないようにしましょう。入国時にパスポートへ「短期滞在」のスタンプを押してもらうことを必ず確認してください。JRパスを購入できるのは、短期滞在の外国人旅行者のみだからです。
手順は以下の通りです。
オンラインで注文: オンライン購入ページで事前に注文します。確認メールが届きます。
日本に到着: パスポートと確認メールを持って、「みどりの窓口」と呼ばれるJRの切符売り場へ行きましょう。羽田空港や成田空港でも引き換え可能です。
アドバイス: 日本に到着する前に購入しておきましょう。入国後はJRパスを購入することができません。
JRパスの制限:のぞみ号・みずほ号
JRパスは、日本を旅する観光客にとって究極の乗車券です。ただし、「のぞみ」や「みずほ」の新幹線に乗る場合、JRパス保有者は特別な追加チケットを購入する必要があります。
のぞみ号: 東京から九州の博多まで運行しています。
みずほ号: 新大阪から九州の鹿児島中央まで運行しています。
「のぞみ」や「みずほ」の新幹線を利用する場合、2つの選択肢があります。

選択肢1:特別チケットを購入する
これらの新幹線には、特急券を購入すれば乗車できます。料金は移動距離に応じて¥4,180(30ドル)から¥6,500(45ドル)です。特急券は券売機、または「みどりの窓口」の窓口カウンターで購入できます。クレジットカードもご利用いただけます。
詳細については、以下の公式サイトをご確認ください。
公式サイト:「のぞみ」「みずほ」新幹線の利用について
オプション2:同じ路線の別の新幹線を利用する
もう一つの方法は、同じ路線を走る別の新幹線を利用することです。
のぞみの代わりにひかりを利用する
みずほの代わりにさくらを利用する
これらの新幹線は同じ路線を走りますが、のぞみやみずほよりも停車駅が多いため、所要時間は少し長くなります。











