木曽谷・中山道を電車で旅する:ローカル線で巡る宿場町ガイド
文・編集:Dynamic Japan Travel 編集チーム—監修:株式会社P-HAM(登録旅行業者・愛知県知事登録旅行業第3-1590号)
目次
木曽谷・中山道を電車で旅する:ローカル線で巡る宿場町ガイド
木曽谷に到着したら、次はJR中央本線のローカル電車で宿場町を巡る旅が始まります。東京から木曽谷・中山道への行き方は別の記事で紹介していますが、この記事では木曽谷の中をどう移動して中山道の宿場町巡りをするかに焦点を当てます。
JRパスの使用可否、ワンマン電車の乗り方、ICカードが使えない無人駅での対応、各宿場町へのアクセス方法まで、実際の旅に必要な情報をカバーします。車がなくても大丈夫。普通列車を使いこなせば、野尻宿、須原宿、奈良井宿、木曽福島、妻籠宿、馬籠宿を自由に巡ることができます。
以下の点について詳しく解説していきます。
ワンマン電車の乗り方
木曽谷の駅を南から北へ順番に紹介
各駅から行ける観光地とアクセス方法
無人駅でのチケット購入方法
ワンマン電車の乗り方をマスターしよう
木曽谷の普通列車は、ほとんどがワンマン電車です。車掌がおらず、運転士だけで運行しています。都会の電車に慣れている外国人旅行者が最も戸惑うのがこのシステム。しかし、一度理解すれば簡単です。
ワンマン電車の特徴
運転士1人だけで運行
ドアは自分でボタンを押して開ける
乗る時に整理券を取る
降りるときに運賃箱に現金と整理券を入れて支払い
クレジットカードやSuica等のPrepaid ICカードは使えない。
乗車の手順
ここからは写真と一緒にワンマン電車の乗り方を解説します。
ステップ1: 電車の先頭車両の一番後ろのドアの前で待つ
ホームでは、電車の先頭車両の一番後ろのドアの前で待ちます。ホームの地面に「ワンマン」というサインがあります。なお、電車が停車しても、ドアは自動で開きません。ドアの横にある黒いボタンを押すと、シューっという音とともにドアが開きます。

(ホームの地面に「ワンマン」と書かれたサインの写真)
ステップ2: 整理券を取る
乗車口付近に小さな整理券の機械が置かれています。ここから番号が書かれた小さな紙(整理券)を取ります。

(整理券機の写真)

(整理券)
降車の手順
次に降車時の手順を紹介します。クレジットカードやICカードは使えず、運賃は現金での支払いが必要ですのでご注意ください。なお、1000円札を両替することができます。
なお、ここで紹介するのは無人駅で降りる場合です。有人駅の場合は、電車のすべてのドアが開きますので、そのまま降りて駅の改札で整理券と現金を駅員に渡すことになります。
ステップ1: 降車駅に近づいたら先頭車両に移動する
ワンマン電車では先頭車両の運転席横のドアからのみ降りることができます。目的地に近づいてきたら早めに先頭車両に移動してください。
ステップ2: 車内前方の電光掲示板で運賃を確認
運転席の上にLED表示板があり、「1→150円」「2→200円」といった具合に、整理券の番号と運賃が表示されています。

(LED運賃表示板の写真)
ステップ3: 運転席の運賃箱に整理券と現金を入れて降車
降車駅に着いたら、運転席の運賃箱に、整理券+現金を入れます。両替機は1,000円札のみ対応です。入れたら降車してください。

(ワンマン電車の運賃箱)
重要な注意点:
現金での支払いのみ可能(クレジットカードやICカードは使えない電車ばかり)
500円玉や100円玉を準備しておくと安心
実用的な電車移動のコツ
ここからは中山道や木曽谷を電車で移動するときのコツを紹介します。
木曽福島を拠点にする
木曽谷に2〜3日滞在するなら、木曽福島駅周辺に宿を取るのが最も便利です。
宿泊施設がこの辺りでは豊富
北へも南へも日帰りで行ける
木曽谷の列車の本数は少ないから要注意
木曽谷の普通列車は1時間に1本程度しかありません。Googleマップで事前にルートを確認し、スクリーンショットを撮っておきましょう。
電車を1本逃すと、次まで1時間以上待つこともあります。でも、それも木曽谷の旅の醍醐味。待ち時間は駅周辺を散歩したり、蕎麦屋で休憩したりして楽しみましょう。

(南木曽駅の電車時刻表)
Suicaが使えない駅が大部分
中山道の宿場町巡りや木曽谷巡りをする場合、大部分の駅でSuicaなどのICカードが使えません。もちろん、クレジットカードの支払いもできません。
したがって、必ず現金を準備していきましょう。また、紙の切符を事前に購入するのもおすすめです。
JRパスの活用
JRパスがあれば、すべての普通列車と特急「しなの」「あずさ」に乗り放題です。ただし、バスには使えません(馬籠・妻籠行きバスなど)。











