熱海城|絶景のお城型テーマパーク
文・編集:Dynamic Japan Travel 編集チーム—監修:株式会社P-HAM(登録旅行業者・愛知県知事登録旅行業第3-1590号)
目次
東京から新幹線でわずか40分。熱海の山の上に建つ熱海城は、海抜160mからの絶景、無料で遊べるゲームセンター、温泉足湯まで楽しめる「お城型テーマパーク」です。大阪城や姫路城などの有名なお城の精巧な模型も展示されていて、日本の城の歴史を一度に学べます。雨の日でも1日中楽しめるので、熱海観光の定番スポットになっています。
https://maps.app.goo.gl/ojmNt8XDtZfaEkG19

熱海城をおすすめする4つの理由
最初にお伝えしておきます。熱海城は「本物のお城」ではありません。1959年に観光用に建てられた施設です。昔からあるお城を見たい人は、姫路城や松本城がおすすめです。
でも、熱海城には他のお城にはない良いところがたくさんあります。
入場料だけでゲームセンターが遊び放題:子連れ家族に大人気!
高さ160mの展望台(てんぼうだい):熱海の街と海を360度見渡せます
足湯に入りながら海を眺められる:入場者は無料で使えます
雨の日でも楽しめる:建物の中なので天気を気にしなくてOK
「昔のお城を見る」場所ではなく、「日本の文化を体験する」場所だと思って行くと、きっと楽しめますよ。
熱海城ってどんな場所?
熱海城は1959年に建てられた観光施設です。歴史の本に出てくるような「本物のお城」ではありません。
実は昔、戦国時代(約500年前)に小田原の北条(ほうじょう)氏がここにお城を作ろうとしました。当時、熱海は水軍(海の軍隊)の拠点として重要な場所でしたが、地形が険しすぎて築城は実現しませんでした。今の熱海城は、その場所に観光用として建てられたものです。
建物は地上6階建て、地下1階です。屋根の上には金色のシャチホコ(魚の形をした飾り)がついていて、これは名古屋城のシャチホコより15cm大きい「日本一の金シャチ」として有名です。
ネットの口コミでは「本物じゃないからガッカリ」という声もあります。でも考えてみてください。本物のお城ではできない体験がここではできるんです。日本全国の有名なお城の模型を見比べたり、ゲームで遊んだり。歴史的なお城ではこんな体験はできません。


熱海城の見どころ:フロアごとに紹介
熱海城は地下1階から6階まであり、それぞれの階で違う展示や体験ができます。おすすめの回り方は、まずエレベーターで一番上の6階まで行き、景色を楽しんでから階段で降りてくるルートです。最後に地下のゲームコーナーでたっぷり遊びましょう。

6階:展望台(てんぼうだい)で絶景を見よう!
まずはエレベーターで6階へ行きましょう。地面から43m、海面からだと160mの高さから、360度ぐるっと見渡せるすばらしい景色が広がります。目の前には相模湾(さがみわん)という海、下には熱海の街が見えます。天気が良い日は、初島(はつしま)や伊豆大島、遠くの房総半島まで見えることも。
ネットの口コミでは「ヨーロッパのモナコを思い出す景色」という声もあります。赤い手すりで囲まれたデッキには望遠鏡もあるので、ゆっくり景色を楽しめます。夏の熱海花火大会の日は夜まで営業していて、お城から花火を見られる人気イベントになっています。



5階:衣装体験コーナー【一番人気!】
熱海城で一番人気があるのがこのフロアです。なぜなら、侍の鎧(よろい)、着物、忍者(にんじゃ)の服を無料で着て写真が撮れるから!本物のお城ではこんな体験はほとんどできません。着替える場所もちゃんとあって、何回でも違う衣装に着替えてOKです。
着られる衣装(全部無料):
侍(さむらい)の鎧:カブト(頭にかぶる金属の帽子)も付いていて、戦国武将みたいになれます
お殿様・お姫様の着物:キラキラの豪華な衣装で記念撮影
十二単(じゅうにひとえ):約1000年前の貴族の女性が着ていた衣装。12枚も重ね着する豪華な服です
忍者(にんじゃ)の服:黒い服で「ニンジャ!」ポーズを決めよう
衣装を着る以外にも、昔の日本の生活を体験できるコーナーがあります。「千両箱(せんりょうばこ)」という14kgもある箱を持ち上げてみましょう。これは昔のお金(小判=こばん)1000枚分の重さです。見た目より「こんなに重いの!?」とびっくりするはず。昔の大名(だいみょう=偉い武士)が乗ったカゴに座る体験や、昔の高〜い枕で寝てみる体験も人気です。
3階:大人向けの美術展示
江戸時代の浮世絵(うきよえ=昔の日本の絵)の中でも、大人向けの絵を展示しています。昔の日本の文化を知るための貴重な資料で、海外の美術館でも研究されているコレクションです。18歳未満は入れませんので、子供連れの方はここだけ別行動になります。

2階:日本城郭資料館【お城好き必見!】
日本全国の有名なお城を一度に見比べられるのがこのフロアです。大阪城、名古屋城、姫路城、松本城、犬山城など、日本を代表するお城の精巧な模型が並んでいます。実際に全国を旅しなくても、ここで日本のお城の形や特徴を比較できるのは外国人観光客にとってありがたいポイントです。
特に注目は、マッチ棒だけで作られたお城の模型。多いものは約4万本のマッチ棒を使って精密に再現されています。日本の職人技に驚くこと間違いなしです。
日本各地のお城の高さを比べた展示もあり、大阪城、姫路城、熊本城などと熱海城の高さがどのくらい違うのかが一目でわかります。お城が好きな人にはたまらないフロアです。


1階:武家文化資料館&足湯(あしゆ)
「武家文化資料館(ぶけぶんかしりょうかん)」では、昔の侍が実際に戦いで使っていた鎧(よろい)や日本刀(にほんとう)、火縄銃(ひなわじゅう=昔の銃)などが展示されています。
特に面白いのが「変わり兜(かわりかぶと)」の展示。鬼の顔、うさぎ、魚など、ユニークなデザインの兜が8点展示されています。戦国時代の武将たちが、こんな個性的なデザインで自分をアピールしていたと思うと面白いですね。

同じ1階に、景色を眺めながら足だけ温泉に入れる「足湯(あしゆ)」があります。入場者は無料で使えます(タオルは100円で売っています)。熱海の天然温泉を使っていて、ジェット水流で足の疲れをほぐしてくれます。
目の前には海(相模湾)が広がっていて、天気が良ければ初島も見えます。歩き疲れた足を温泉であたためながら、絶景を楽しむ贅沢な時間。これが入場料に含まれているのでお得ですね。


地下1階:無料ゲームセンター【一番のサプライズ!】
「え、これ全部タダなの!?」——地下に降りると、誰もがびっくりします。熱海城の入場料を払えば、このゲームセンターが時間無制限で遊び放題。普通なら1回100円かかるゲームが、全部無料で遊べます。
遊べるゲームの一部:
太鼓の達人(たいこのたつじん):太鼓をたたくリズムゲーム。日本で大人気!
マリオカートなどのレースゲーム:大きな画面で迫力満点
シューティングゲーム:銃の形のコントローラーで敵を撃つゲーム
クレーンゲーム(UFOキャッチャー):無料だから何回でもチャレンジできる!
エアホッケー・卓球:友達や家族と対戦して盛り上がろう
小さい子供がいる家族へ:ゲーム以外にも、ボールプール(カラフルなボールがいっぱい入った場所)、ボルダリング(壁登り)、トランポリン、キッズスペースがあります。おむつ交換台、授乳室、ミルク用のお湯も完備。ベビーカーの無料貸し出しもあるので、赤ちゃん連れでも安心です。
大人には無料のマッサージチェアもあります。ネットの口コミでは「子供が帰りたがらない」という声が続出。1日中遊べます。雨の日の熱海観光にもぴったりですね。

隣の「トリックアート迷宮館」もおすすめ
熱海城のすぐ隣にある「トリックアート迷宮館(めいきゅうかん)」もぜひ行ってほしい場所です。目の錯覚(さっかく=目がだまされること)を使ったアート作品の中に入り込んで、不思議でおもしろい写真が撮れる体験型のミュージアムです。
巨人に食べられそうになっている写真や、絵の中に入り込んだような写真など、約50点の作品すべてで撮影OK。InstagramやTikTokに投稿したくなる写真がたくさん撮れます。熱海城とセットで買うと400円お得になるので、両方行くなら「共通券(きょうつうけん)」を買いましょう。

ヒルトップテラス(レストラン)
熱海城の庭の中にあるレストラン「ヒルトップテラス」では、きれいな景色を見ながらご飯が食べられます。天城(あまぎ)産のわさびを使ったそばやうどん、丼物などがあります。テラス席ならペットと一緒に入れます。ここは熱海城の入場料を払わなくても使えます。

春は桜、夏は花火の名所
熱海城の周りには約200本の桜の木(ソメイヨシノ)が植えられていて、春にはお花見スポットとして人気です。見頃は毎年3月下旬〜4月上旬ごろ。「熱海城桜まつり」というイベントも開催されます。夜には桜がライトアップ(照明で照らされること)されて、熱海の夜景と一緒に楽しめます。
夏の「熱海海上花火大会」の日は夜も営業しています。山の上にある熱海城は花火を見るのにぴったりの場所で、特別な予約席も用意されています。

入場料金(ねだん)
熱海城の入場料金は以下の通りです。
熱海城だけの入場料
大人(高校生以上):1,200円
小・中学生:650円
3歳〜6歳:500円
2歳以下:無料(タダ)
熱海城+トリックアート迷宮館のセット券
大人:2,000円
小・中学生:1,050円
3歳〜6歳:800円
割引クーポン(値引き券)を使うともう少し安くなります。いろいろなクーポンサイトで割引チケットを買えるので、行く前にチェックしてみましょう。

熱海城への行き方
熱海城は熱海駅から少し離れた山の上にあります。歩いて行くのは難しいので、バスやタクシー、ロープウェイ(山の上に行くゴンドラ)を使いましょう。
おすすめの行き方:バス+ロープウェイ
熱海駅の7番バス乗り場から「熱海港・後楽園」行きのバスに乗って約10分。「後楽園」で降りたら、アタミロープウェイに乗り換えます。ロープウェイで約3分、山頂駅から歩いて5分で熱海城に着きます。
ロープウェイの料金:
片道:大人400円、子供300円
往復:大人700円、子供400円
ロープウェイからの景色もすばらしいです。約3分間の空中さんぽで、熱海の街と海が見渡せます。天気の良い日は房総半島まで見えることも。
タクシー
熱海駅からタクシーで約10分、料金は約2,000円くらいです。グループで行くなら割り勘(みんなで分ける)するとお得ですね。ただし、道が混んでいると時間がもう少しかかることがあります。
車で行く場合
熱海城には駐車場があります(170台、1回500円)。

基本情報
住所:〒413-0033 静岡県熱海市熱海1993
電話番号:0557-81-6206
営業時間:朝9時〜夕方5時(入場は4時30分まで)
お休み:年中無休(1年中やっています)
滞在時間の目安:1時間〜1時間半くらい
駐車場:170台(1回500円)
熱海の他の観光スポットについては以下の記事で紹介しています。











